
注文住宅は一生に一度の大きな買い物だからこそ、後悔のない選択をしたいものです。しかし、どこにこだわるべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、注文住宅で特にこだわりたいポイントをランキング形式でご紹介し、理想の住まいを手に入れるための具体的なコツを解説します。
注文住宅でこだわりたい箇所ランキング
実際に注文住宅を建てた方々の声や専門家の意見をもとに、こだわるべき箇所をランキング形式でまとめました。家族のライフスタイルや将来設計を踏まえて、優先順位を決める参考にしてください。
1. 間取り
家族の生活リズムや動線を考慮した間取りは、住み心地を左右するポイントです。たとえば、朝の身支度における家族の混雑を避けるため、洗面所を2カ所設置することで、スムーズな導線を確保できます。また、料理中にリビングの子どもを見守れる対面キッチンを採用したりするなど、日常の動線を整えることで、快適な暮らしを実現できます。在宅ワーク用の書斎スペースや家事効率を高める水回り動線など、ライフスタイルに合わせた工夫が欠かせません。
2. 収納
生活空間をすっきりと保つために、十分な収納スペースを確保しましょう。例えばウォークインクローゼット、食料品や日用品のストックに便利なパントリー、デッドスペースを活用した階段下収納などを設けることで、住まいの使い勝手は向上します。家族構成や趣味の変化にも対応できるよう、現在の1.5倍程度を目安に余裕をもたせた収納計画を立てることがおすすめです。
3. 外観やデザイン
家の外観は、住む人の個性を表現する要素です。耐久性と美しさを兼ね備えた外壁材の選択が、デザインのカギとなります。天然木のぬくもりを感じられる木材、高級感のあるタイル、コストパフォーマンスに優れたサイディングなど、それぞれの外壁材に特徴があります。寿命が長く耐久性の高い住まいを希望する場合は、レンガの外壁がおすすめです。デザイン性の高さに加え、優れた耐熱性と蓄熱性により室内環境の安定に貢献し、メンテナンス頻度も抑えられるメリットがあります。
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4. キッチンを含む水回り
キッチン・浴室・洗面所などの水回りの使い勝手は、日々の生活の質に影響します。特にキッチンでは、シンク・コンロ・冷蔵庫を結ぶ動線が料理のしやすさを左右します。十分な作業スペースと収納を確保し、家族とのコミュニケーションを取りやすい配置を心がけましょう。毎日使う場所だからこそ、色や素材などデザインにこだわってお気に入りの空間に仕上げたいものです。
5. インテリア
注文住宅では、内装のデザインを自由に選べます。天井を高くして開放感を演出する吹き抜けや落ち着いた和室など、自分たちの好みやライフスタイルに合わせて内装をデザインします。家族が集まるリビングには大型ソファやダイニングテーブルを配置し、個室にはそれぞれのライフスタイルに合わせた家具を選びましょう。家族の時間を重視するか、個人の時間を大切にするかなどの価値観も、インテリアを計画する際に重要です。
6. 住宅性能
注文住宅では、家族の希望に応じて高性能な仕様を選択できる点がメリットです。断熱性能や気密性能などの住宅性能は、光熱費削減と快適な室内環境の維持に直結する要素です。例えば長期優良住宅やZEH(ゼッチ)の認定基準を満たす設計にすることで、優れた省エネ性能を実現できるだけでなく、各種補助金や税制優遇措置を受けられる可能性があります。初期投資は増えますが、長期的な光熱費削減効果と快適性を考慮すると、検討する価値は十分にあるでしょう。
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7. 耐震性
地震大国である日本において、住宅の耐震性は生命と財産を守る重要な性能です。耐震基準は建物の安全確保に必要な「最低限の基準」として建築基準法で定められており、耐震等級はそれを上回る建物の耐震性能を示す3段階の指標で判定されます。より安心して暮らすためには、耐震等級2以上がおすすめです。地盤調査による建築地の安全性確認、適切な基礎工事、構造計算に基づいた骨組み設計など、目に見えない部分への投資が家族の安全を支えます。
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こだわりの注文住宅を実現するポイント
理想の注文住宅を建てるためには、まず家族全員で将来の生活スタイルをイメージし、10年後、20年後の暮らし方について話し合いましょう。その上で、予算に応じてこだわりポイントの優先順位を決めることが重要です。住宅展示場や完成見学会で多様な間取りプランを実際に見学して、具体的なイメージを固めます。
また、ハウスメーカーは慎重に選びましょう。実績と評判はもちろん、こちらの要望に親身に寄り添ってくれるか、アフターサポートが充実しているかなどを確認します。気になるハウスメーカーが見つかったら、まずは相談会や資料請求から始めてみることをおすすめします。
まとめ
注文住宅のこだわりポイントは多岐にわたり、間取り、収納、外観デザインを上位として、水回り、インテリア、住宅性能、耐震性の順で重要度が高いことがおわかりいただけたでしょうか。北海道北広島市に本社を構える株式会社小林住工は、「永く住み続けるほどに価値を増す住まい」をコンセプトに、飽きのこない輸入住宅のデザインと直営施工による納得価格を実現しています。





