
外壁に使用される素材の一種であるレンガとタイル。両者には、見た目や種類だけではなく、メン
テナンスや施工方法などにも違いがあります。
そこで今回は、レンガとタイルの違いを多角的に解説します。
レンガとタイルの違いは?
レンガとタイルには、さまざまな違いがあります。ここからは、見た目・素材・種類・メンテナンス・
施工方法・用途に分けて、両者の違いを解説します。
見た目
レンガとタイルの分かりやすい違いは、見た目です。
レンガは粘土と砂が混ぜ合わさった素材で作られています。そのため、粒子が粗く表面に凸凹の
ある見た目が特徴です。焼き上げた際の自然な風合いがそのまま残るため、外壁を自然な見た
目にしたい場合に適します。
タイルは床や壁などに貼り付けやすいように薄い形状です。種類やデザインの多さが特徴で、理
想の雰囲気に合わせて選択可能です。
素材
レンガは粘土や砂、泥、頁岩など、天然素材を混ぜたものを乾燥及び焼成させて作られます。
タイルは材質に特定のものはありません。一般的には、セラミックやプラスチック・大理石・セメン
ト・瓦などを使いますが、さまざまな材質のものがあります。使用する素材によって、雰囲気が大
きく変わります。
種類
レンガの種類は普通レンガや耐火レンガ・建築用レンガなどがあります。用途に合わせて、使用
するレンガの種類を選択します。
タイルは焼成温度や吸水率に応じて、磁器質タイル・せっ器質タイル・陶器質タイルの3種類で
す。それぞれに特徴が異なるため、用途に合わせて最適な種類を選ぶことが大切です。
メンテナンス
レンガは、無機質な素材です。そのため、日光にさらされたり水に触れたりしても、ほとんど劣化
することはありません。つまり、レンガを使用した外壁は基本的にメンテナンスは不要です。
タイルは経年劣化を原因とした破損に注意が必要です。一定期間を過ぎたらメンテナンスを行
い、破損を予防しましょう。また、経年劣化して古くなると落下の危険性があるため、定期的な調
査や修繕が求められます。
施工方法
厚みや重みがあるレンガは、モルタルを使って積み上げます。最近では、複数の施工方法を組
み合わせることで、耐震性のある住宅づくりが可能です。
薄いタイルは壁や床などに接着剤を使って貼り付ける施工方法を採用します。接着剤を用いて、
一枚一枚丁寧に貼り付けます。
用途
住宅で使用する場合、レンガの主な用途は建物の外壁や内装です。場合によっては、庭の花壇
や屋外の床材などのエクステリアや、バーベキューコンロやピザ窯などに使うこともあります。
タイルは建物の外壁をはじめ、キッチン・浴室・お手洗いなどの内装、玄関の床、リビングの壁な
ど幅広い用途に使用できます。用途に応じてタイルの種類やデザインを変えれば、部屋ごとに理
想の雰囲気を実現可能です。
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まとめ
どちらも住宅の建築に使用されることの多いレンガとタイル。しかし、両者にはさまざまな違いが
あり、使用する素材によって住宅の雰囲気は大きく変わります。それぞれの特徴を把握して、理
想の住宅づくりに適した素材を選びましょう。
また、長く住み続ける住宅ではメンテナンスも重要です。メンテナンス面で比較すると、長期メンテ
ナンスフリーのレンガがおすすめです。