「レンガの家」といえば高級感や重厚感があり、見る人を惹きつける深い魅力があります。
そんなレンガの家に憧れる一方、「夏は暑くない?」「レンガの家を作れる腕の確かな業者ってどうやって見つけるの?」など、疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか?
今回はそのような方に向けた、レンガの家の特徴やメリット・デメリットをご説明致します。
レンガの家の特徴とは
レンガは、主に粘土や泥を使って高温で焼き上げた建材です。
レンガの歴史はとても古く、紀元前から人々の暮らしを快適に保ってきました。高温で焼くことで、耐熱性や耐久性、耐震性に優れており、海外では多くの建築物で使用されています。
そんなレンガを使った家は、どのようなサイズのレンガをどうやって並べるかによって見た目の印象を大きく左右します。
レンガの種類について
レンガには、産地や製造工程によりいくつもの種類が存在します。レンガの家を建てたい時は、レンガの種類にも気を使っておくとよいでしょう。
アンティークレンガ
近頃注目度が高いのが「アンティークレンガ」というもので、古い建物を解体したときに出るレンガです。
通常の住宅に使用されているレンガは、未使用の新品ですが、アンティークレンガは再利用される中古のため、にじみ出る古さが味わい深いと注目度が高くなっております。
ベルギーレンガ
古い時代から家づくりにレンガを取り入れているベルギー。そのレンガの本場で作られたベルギーレンガは、特に断熱性に優れており、寒い冬から家のなかを守るための大きな役割を果たしております。
素材の質感はとてもやわらかく、角の丸みや凸凹した表面が特徴です。
また、ベルギーレンガは色彩のバリエーションが豊富という特徴もあります。赤や黄色、黒やベージュ、ブラウン、ホワイトなど、様々な色彩から選ぶことができます。
オーストラリアレンガ
オーストラリアレンガは、日本の家づくりでも流通量が特に多いレンガになります。
オーストラリアという土地は、品質に優れた赤土の採取が可能で、オーストラリアレンガはそんな赤土を原料として焼き上げられている桝。
焼かれている過程で、それぞれ独特な色彩が表現され、その色むらこそがオーストラリアレンガの魅力となっております。
レンガの家のメリット・デメリットとは
そのような様々な種類のレンガから自分の家を建てたいと思われた時のメリット・デメリットをご説明しますので、しっかりチェックしておきましょう。
レンガの家のメリット
レンガの家には次のようなメリットがあります。
高い耐久性、メンテナンスフリー
レンガの家の大きなメリットはその耐久性の高さです。
自然素材から生まれたレンガは「紫外線に強い」「カビや腐敗が起こりづらい」などの強みがあり、寿命は100年以上とも言われてます。
塗装した外壁などのように、約10年の周期で塗装メンテナンスが必要などということは基本的にはなく、長い年月により一層風合いに魅力が増すというメリットになります。
耐熱性・蓄熱性に優れている
レンガは暑さに対する耐熱性、寒さに対する蓄熱性のどちらも兼ね備えている素材です。
焼き上げて生成する過程で、内部に細かな気泡ができ、それが空気の層となっております。屋外と屋内の間にあるレンガは、両側からの気温をシャットアウトする役割があります。
そのような性質から、夏涼しく冬暖かい快適空間が実現します。
優れたデザイン性
レンガは色彩や貼り方、形状によって見た目を大きく変えることが可能です。
柔らかな雰囲気や重厚感と風格を感じる雰囲気、スタイリッシュでかっこいいなど、好みに合わせて仕上げる事ができます。
レンガの家のデメリット
このように魅力的なレンガの家ですが、デメリットも存在します。
リフォームが大変
レンガの家は、基本的には50年以上住み続けることが想定されており、増改築や外壁の張り替えなどの大掛かりなリフォームがとても難しくなっております。
対応できる業者が少ない
「住まいにレンガを取り入れたい」と考えている方は増えている一方、日本ではまだまだレンガを扱える業者が少ないです。
その為、自分の地域でレンガの家を建てられる業者がいるかどうかをしっかり調べる必要があります。
まとめ
今回はレンガの種類や、レンガの家のメリットデメリットをご紹介しました。
人生で一番大きな買い物である自分の家を理想の空間にするために、レンガの家も検討してみてください。
北広島市にある小林住工では、札幌市内・北広島市・恵庭市・千歳市・江別市をメインに、様々なエリアでレンガの家を建てさせていただいております。
資料請求などもありますので、まずはお気軽にご相談ください。