
日本の住宅は木造建築が主流です。しかし、近年はレンガの家も増えてきました。
海外で主流のレンガの住宅は、資産性があるのでしょうか。
今回は、レンガの家の資産性について資産価値を高める7つのポイントとともに徹底解説します。
レンガの家の資産性
レンガの家には以下の資産性があります。
・高寿命
・外壁メンテナンスが不要
・時間が経つほど魅力が深まる
・耐火性
・耐震性
・遮音性
・地球環境にやさしい
それぞれの資産性について詳しく解説します。
高寿命
レンガの最大の資産性は高寿命であることです。なぜなら、レンガで建てた家は100年~200年は使えるように作られています。
ヨーロッパにおいてレンガの住宅が主流です。築年数の古い家の方が資産価値は高く、子孫が代々引き継いでいます。
日本の住宅は、一般的に築30年~50年で建て替えやリフォームします。しかし、数十年おきのリフォームは後世に大きな負担です。
そこで、レンガの家を建てることで建て替えやリフォームの負担の軽減をしつつ、資産価値を後世に引き継げます。
外壁メンテナンスが不要
レンガの家は丈夫です。そのため、経年劣化による外壁メンテナンスが不要という特徴があります。
コンクリートや木造建築の住宅は、定期的に外壁メンテナンスをしなければなりません。外壁は雨風に当たったり経年劣化をしたりするため、定期的なメンテナンスが欠かせないのです。
その点、レンガの住宅は一般住宅に比べてメンテナンス費用を軽減できます。メンテナンス費用は大きな負担となるため、外壁メンテナンスが不要であることは大きなメリットです。
時間が経つほど魅力が深まる
レンガの住宅は時間が経つほど魅力が深まり、資産性が高まります。これは、レンガは年月が経つほどに風合いを増すためです。
一般住宅の外壁は、年月が経てば古くなり価値が落ちて見た目は悪化します。
レンガの家が築年数の古い住宅ほど資産価値を高くする背景には、レンガには時間が経つほど魅力が深まるという特徴があるためです。
耐火性
耐火性の高さもレンガの住宅の特徴です。
高熱で焼かれたレンガは、石造りの家と同様に高い耐火性を備えています。万が一の隣家火災に対しても、高い防火性能を有しているため、火災の広がりを防ぐ効果があります。
火災は住宅の資産価値がなくなる重大な災害です。耐火性の高さは、レンガの住宅の資産性を守る大きな特徴といえます。
耐震性
レンガの家は耐火性だけではなく、耐震性にも優れています。
過去に日本で震災が発生した際にレンガの住宅が大きな被害を受けたことで、レンガの家は耐震性がないと思っている方もいるでしょう。しかし、近年のレンガの家は耐震金物で補強した耐震構造のため、耐震性が格段に上がっています。
地震が多い日本の風土にも対応できるように、レンガの家は進化しているのです。
遮音性
遮音性の高さも特徴の一つです。なぜなら、レンガは遮音壁としても有効です。通常の外壁材と比べても、レンガは遮音性能の高さが分かっています。
自宅の音を外に漏らしたくない方や、外の音が気になる方は少なくありません。遮音性の高さは、資産性を高めるだけではなく住みやすさにもよい効果があります。
地球環境にやさしい
地球環境にやさしいという点もレンガの住宅ならではの特徴です。なぜなら、外壁のレンガは天然の土を素材にしたものです。仮に家を取り壊す際には、レンガをそのまま自然に返るため、自然に害を与えることがありません。
廃材の増加が問題視される今日、地球環境にやさしいレンガの住宅は注目されています。
まとめ
レンガの家には高い資産性があり、ランニングコストがかからないなど多くのメリットがあります。これから住宅を建てる方は、ぜひレンガの住宅の建築をご検討ください。





