レンガの家はその見た目から、夏は暑いと思われることがあります。今回は、レンガの家が夏でも暑くない理由について、建設時の注意点とともにご紹介します。
レンガの家は夏でも暑くない
レンガの家は、夏でも暑くなく快適に過ごせます。その理由は、レンガの家は断熱性や機密性、遮熱性が高いためです。まずは、レンガの家が夏でも暑くない理由について詳しく解説します。
断熱性が高い
レンガの家が夏でも暑くない理由として、断熱性の高さが挙げられます。レンガの家が高い断熱性を持つ理由は、レンガならではの働きが関係しているのです。
そもそもレンガは、内部に多数の空気穴を持つ多孔質素材であり、外の暑気をレンガ内部の空気穴に吸収します。この効果で、暑い夏は熱を室内に伝えず、レンガ内にとどめておきます。冬は昼に蓄熱した空気をため込むことで室内を暖かくできるのです。
夏でも冬でも快適に過ごせることが、レンガの家の強みといえます。
気密性が高い
機密性の高さもレンガの家の特徴です。これは、レンガの家を建てる際にモルタルですき間をしっかり埋めているためです。建築方法がすき間を埋める作り方で、レンガの家は他の素材と比べても高い気密性を誇ります。
また、近年のレンガの家では外壁の内側にある躯体を木造で作る二重構造のため、より気密性が高いという特徴があります。
遮熱性が高い
遮熱性が高いことも、レンガの家が夏に暑くない理由の一つです。レンガには断熱性能を持つレンガもあります。
断熱性能を持つレンガの場合、内側は温度を一定にキープしつつ、外側の熱を遮断します。真夏の日中の直射日光を8時間以上受けた場合でも、壁面は55~60℃程度までしか上がりません。そのため、室内が暑くなることを防げ、夏でも快適に過ごせるのです。
日本の気候との相性もよい
日本には四季があり、夏は暑く冬は寒いほか、梅雨はジメジメとして過ごしにくい気候です。四季があることは日本ならではのよさでもありますが、暑さや寒さで過ごしにくいと感じることもあるでしょう。
レンガの家はこの日本の気候と相性がよく、過ごしやすいという特徴があります。これは、レンガが外の熱気や冷気を吸い取るためです。
レンガの家は、夏は涼しく冬は暖かい、理想的な室内環境を実現できるのです。
蓄熱性に気を付ける
ここまでご紹介した通り、レンガの家は日本の気候に合っていて、夏は涼しく冬は温かく快適に過ごせます。しかし、レンガの家を建築する際はレンガ特有の蓄熱性に注意をしましょう。
蓄熱性とはため込む性質のことを指します。例えば、暖かい空気をため込むと寒い季節には重宝されますが、暑い季節は熱がこもってしまいます。熱がこもると室内の温度が上昇して過ごしにくくなるのです。
この問題は通気性を確保することで解決できます。レンガの家を建てる際には通気性を確保することに気を付けましょう。
レンガの家作りはエターナルハウスへ
レンガの家は夏でも冬でも快適に過ごせるため、四季のある日本に最適です。
レンガの家を建築する場合は、経験豊富な業者に依頼することで、レンガの特性を活かして過ごしやすい住宅を建築できます。
北海道でレンガの家の建築をお考えの方は、エターナルハウスにご相談ください。弊社ではこれまで多くのレンガの家を建築しており、培った知識とスキルで100年以上住み続けられるレンガの家作りをサポートします。まずはお気軽にご連絡ください。
まとめ
断熱性や機密性、遮熱性の高さから夏でも涼しく過ごせるレンガの家。レンガの特性は日本の気候に合っており、夏でも冬でも快適に過ごせる住宅を建てられます。
レンガの家で、年中快適な住宅を実現しましょう。